2019年12月7日(土)〜8日(日)
作・演出 森脇顯
母の四十九日。
仏間に入れない主人公。
家人、来客に混じって、
なにやら母所縁のモノが湧いて出る。
6畳1間、あるのは箪笥とベッドのみ。
それは、絶望の冒険か。
それとも、希望の白昼夢。
現れるのは、勇者の顔。
2017年11月23日(木)〜11月28日(火)
作・演出 森脇顯
外に触れない繁栄の中心。
見てはならない境目。
そこに居るのはーーー、
2016年10月27日(木)〜11月1日(火)
作・演出 森脇顯
逃げて、逃げて、逃げて
たどり着いた無人駅には、
幕末の学者縁のツクモガミが
主のお墓参りのためにと集まってくる。
東京の劇団員が撮影もするらしく、
谷間の駅はずいぶん騒がしい。
東京の山手線から岡山の『方谷駅』へ。
無人駅で人間とツクモガミが交じる、ある日。
2015年11月26日(木)〜12月1日(火)
作・演出 森脇顯
東京、冬の昼前。
ヘリコプターが騒がしい。
JR山手線大塚駅から徒歩10分程。
昭和の中頃に生まれた4、5階程度のビルの群れに埋もれて、
2階建てのその家はある。
少女漫画家於粧スロウ邸。
とんとんと
子供が裸足で跳ねる様に、天井が鳴る。
この家には鳴屋が出るそうだ。
引越しと〆切とカウンセリングと引越しと。
交錯する「箱」と「箱」。
増えすぎた「箱」には、「鳴屋」が憑く。
2015年01月27日・28日
作・演出 森脇 顯
さあああ さあ さああ
しょきしょき
小豆洗おうか 人とって食おうか
しょきしょき
さあああ さあ さあああ
綾が、20年ぶりに帰郷する。岡山県。山に覆い迫られる小さな村、茜頭(アカネズ)。
本家への挨拶に訪れると、カミコの間に通される。
代々、小豆の豊凶を占うカミコと呼ばれる本家筋の者が囚われる部屋。
そこで綾は、朝から村で起きている殺人事件の話しを聞く。
カミコは言う。
小豆洗いが怒っていると。
2013年11月22日〜11月25日
作・演出 森脇 顯
ある年の夏、
高校の男性用屋外トイレを舞台に、
学校行事に振り回される教職員・生徒・保護者の午後。
2012年11月29日〜12月4日
作・演出 森脇 顯
次々訪れる人や物に一向に片付かない一部屋 と 押し入れ
岡山県とある旧家の大晦日の物語
倉敷 竹居家 大晦日
クダに 見合いに 大掃除
ひふみよ 去ね去ね クダよ去ね
いむなや 絶て絶て 筋を絶て
ここのつ ややこも 湧いて出て
とうで トウビョウ おおあくび
2012年3月9日〜3月13日
作・演出 森脇 顯
東京、池袋。 大通りから外れた路地裏、雑居ビルの4階。
取り壊し間近の小劇場。
居候劇団最後の公演が終わった。
明日は、劇場主催の「お別れ会」
それで、おわかれ。
それで、さよなら。
それで、おわりのわけがない。
2010年11月26日〜11月30日
作・演出 森脇 顯
岡山県北部。隣県との境にある某群某町、某山の麓にある町立の宿泊施設。
冬のスキー客の為の物だったが、近年、3階まで各階に披露宴会場、
屋外にチャペルと神社を有する結婚式場として、利用客を増やしている。
その裏手、山と施設に挟まれた空間。3、4メートル離れて杉の群れが囲む中に、ひとつたたずむ桜の老木。
根本には、小さな祠。
気付かず腰かけると、声がかかる。
ヒトを呪わば穴二つ。構うたらおえん。
どうせ、まっとうなモンじゃねえ。
2010年11月29日〜12月2日
作・演出 森脇 顯
この病院は近々、規模を縮小するそうだ。
建物は解体される。
五階のあの部屋もなくなるなら、もう、良いのか。
あの部屋に行かなくて良くなるのか。
いや、日増しに夢が近くなる。この頃だと、
飴買い幽霊が、来る。
2009年4月24日〜4月27日
作・演出 森脇 顯
2008年6月6日〜6月9日
作・演出 森脇 顯
2007年9月14日〜9月16日
作・演出 森脇 顯
2007年5月25日〜5月27日
作・演出 森脇 顯
2006年1月18日・19日
作・演出 森脇 顯